自分の分析や判断で
日本全国の支社が動く。
製作所との橋渡しも。
空調冷熱企画部 空調冷熱企画課


高校でも、大学でもスキー部に所属。高校時代からスキーショップでアルバイトもしていたのですが、そこで自分にとって思い入れのある商品を提案し、購入していただくことにやりがいを感じ、営業職に興味を持ちました。また、大学で知的財産の重要性について学び、自社で技術を持っているメーカーへの関心が高まりました。加えて、昔から家電が好きだったこともあり、就職活動では電機メーカーに自然と足が向いていましたね。最終的に当社に魅力を感じたのは、メーカー機能を持った販売会社だったから。実際、私自身は文系でありながら、製造の現場とも関わりがあり、かつお客様に自社の商品を届けるための支援ができるという希望の仕事に就くことができています。


各種支援の立案、落とし込みまで。
飲食店やオフィスビル、工場、物流倉庫などに設置するパッケージエアコン、いわゆる業務用エアコン全機種の販売計画の策定から、その計画達成に向けたさまざまな支援を担当しています。当社では支社ごとに機種担当を配置していますが、本社の私はその取りまとめ役。エリア別、ルート別、機種別における販売実績の管理や市場の分析などを行い、業界内における当社の目指すべきポジションや今後の販売計画などを立てていくのです。また、全体の計画策定だけでなく、製作所やグループ会社との連携施策の立案なども行い、さらにそうした施策を各支社のアクションに落とし込む役割も担っています。ときに、製作所と各支社の機種担当の間に立ち、調整や交渉することも求められる仕事です。


二つの現場の声を尊重する。
まず、現場の声に耳を傾けることです。本社の私たちが日々目にするパソコンの中の数字は、支社の人たちが汗水流して築き上げた売上の積み重ねです。その結果に対し、こちらから一方的に自分たちの考えを伝えるのではなく、それぞれの支社の置かれている状況や事情をまずは確認すること。それは、製作所に対しても同じです。ときに本社から難しいお願いごとをすることがあるからこそ、日頃から現場の方々との人間関係を構築するように心がけています。そういう意味では、私自身が製作所への出向や支社でのルート営業を経験してきたことは大きいですね。現在の部署はこれまでのキャリアが最大限に活かせる場所だと思います。


影響を与える仕事。
直接、お客様に提案するわけではありませんが、自分たちが立てた施策を支社の方々が実行し、売上が伸びた時はうれしいですね。ただ、その一方で私の分析や判断によって、日本全国の支社や製作所の方々の日々の仕事に影響が出ると思うと身が引き締まります。また、担当する機種の現状や未来を「日本全国」という視点で見ることができるのは、私たちだけ。勉強することも多い部署ですが、ここで得た知識と経験は貴重な財産になると思います。


ここでももっと成長したい。
振り返ると、入社以来、3〜4年ごとに部署を異動し、その度にいろいろな貴重な経験をさせてもらっています。たとえば、機種管理部門所属時代。この時は全国の公立小・中学校に一斉にエアコンを設置することになり、業界としても過去最高の出荷を達成することになったのですが、価格や納期、商品の仕様などの管理を徹底しなければならず、製作所および現場との連携にも苦労しました。ただ、こうした経験も今の私の強みになっていますし、現場を知る本社の担当として、これからも成長し続けていきたいですね。

前日の売上げなどの実績をチェック。後で分析しやすいよう、整理しておく。
打ち合わせ
製作所の方で困り事がないかの情報収集を行う。
経営層がさまざまな経営判断に使用するための資料を作成する。
この日は会社で発注できる仕出し弁当を選択。低価格で、お財布にも優しい。
支社から届くさまざまなデータや市場の分析などを行い、販売計画の作成を進めていく。
支社と製作所のミーティングに参加。両者の間で調整や交渉の役割を果たすことも。
販売計画の作成は時間を要するため、毎日少しずつでも進めておくことが大切。
社内結婚した同期の妻と仕事終わりに待ち合わせ。自宅近くで飲んで帰る。
もっと!働くリアルを教えて!




現在の部署は上司を入れて10人弱。何でも言い合える雰囲気があり、かつメンバーは少数精鋭。それぞれが担当する機種があり、その機種を担当しているからこそ身に付く特有の専門知識や経験を持っています。同じ相談内容でも、各メンバーから異なる視点でのアドバイスがもらえるのは良いですね。


週末の昼間は比較的、家でゆっくり過ごすことが多いですね。夜は妻と一緒にドライブを兼ねて食事へ。最近は美味しい町中華のお店を探すのにハマっています。